2014年6月2日

トヨタ博物館のこと

 先日、トヨタ博物館(愛知県長久手市)の布垣館長の講演を聴く機会に恵まれました。

 同館の設立は1989年で今年は設立25周年の節目にあたり、動態保存された500台の自動車(トヨタ車以外も少なからずあるとは驚きです!)のほか、カタログやポスターなどいわゆる「アーカイブ資料」も数多く収蔵されているそうです。

 この「アーカイブ資料」の活用については、社内での教育や開発に活用する機会も少なくないそうで、布垣館長の「文章や史実だけでなく、現物だからこそ伝わることもある」という言葉が強く響きました。
 また布垣館長ご自身も、かつて「センチュリー」の開発に従事した際には(同車の位置付け、歴史、顧客層などあらゆる面からも)「勉強しないと恥をかく!」ので、同館の「アーカイブ資料」をおおいに活用されたそうです。

 日本を代表する企業での、アーカイブ活用に関する一面を知る貴重な機会でした。