一番の重要な事は、お客様の困っている事や必要としている事を「聞く」という事でした。「聴く」という言葉の方が適切かもしれません。
営業というと、自社の商品を売ろうとするあまり、一方的に話してしまいがちですが、ともすれば押し売り感が出てしまうものです。
以前は私もうまく話せた、言いたい事が言えたと満足していたものですが、肝心の発注には至らなかったケースが多いように思います。
それよりも、お客様の求めるものを正確につかみとって、何が喜んでもらえるのか、何が役に立つのかという視点から考え、提案に生かしていくことのできる能力が求められます。
営業としてのテクニックと言われるものは色々とありますが、最後は、その人なりの「誠意」が決め手になってくるのでしょう。