先日発生した御嶽山の噴火は、死亡者を出す惨事になってしまいました。
秋晴れの快晴のもと、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら頂上からの絶景を楽しみにしていたことでしょう。不幸にも犠牲になった方を思うと、なんとも胸が痛みます。
大きな自然災害が発生するたびに、想像を絶するまでの自然エネルギーの力、そして先端の科学をもってしても予知できない事実を思い知らされます。
実際に、たとえリスクを認識していたとしても、それらを完全に排除することは困難だと思います。 同時に、リスク認識をしたうえで対策できることは1つでも実施すれば、被害は抑えられるのではないかとも思います。
自然災害のことのみならず、オフィスの情報セキュリティのことといい、つい忘れがちな「リスク対策」について警鐘を鳴らすような出来事が続きますね。
2014年9月29日
2014年9月22日
地方公共団体のICT-BCP 2
東日本大震災から3年半が経過しました。
総務省がまとめた「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」(平成26年3月)の「7 情報システムに関する業務継続計画(ICT-BCP)の策定状況」によれば、平成25年4月1日現在、ICT-BCPを策定している都道府県は26団体(55.3%)、市区町村は188団体(10.8%)とのことです。
これは、「情報システムに関する業務継続計画」に関する調査ですから全庁的な業務継続計画の策定状況ではありません。
ただ、いずれにせよ特に市区町村において業務継続計画の策定は、なかなか進んでいないのが現状のようです。
「神奈川県業務継続計画(第2版)」(平成24年3月)の「Ⅱ 大規模地震編」、「第4章 平時から取り組むべき重要項目の対策」には、「第5節 重要情報のバックアップ」、「第6節 ファイリングシステム等による行政文書の適正な管理」が明記されています。
適正な文書管理を実現することは、災害発生時にも力を発揮するということです。
そして、業務継続計画を策定していなくとも適正な文書管理の実現に向けた対策を講ずることはできます。
「神奈川県業務継続計画(第2版)」(平成24年3月)は、以下で確認できます。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/451897.pdf
総務省がまとめた「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」(平成26年3月)の「7 情報システムに関する業務継続計画(ICT-BCP)の策定状況」によれば、平成25年4月1日現在、ICT-BCPを策定している都道府県は26団体(55.3%)、市区町村は188団体(10.8%)とのことです。
これは、「情報システムに関する業務継続計画」に関する調査ですから全庁的な業務継続計画の策定状況ではありません。
ただ、いずれにせよ特に市区町村において業務継続計画の策定は、なかなか進んでいないのが現状のようです。
「神奈川県業務継続計画(第2版)」(平成24年3月)の「Ⅱ 大規模地震編」、「第4章 平時から取り組むべき重要項目の対策」には、「第5節 重要情報のバックアップ」、「第6節 ファイリングシステム等による行政文書の適正な管理」が明記されています。
適正な文書管理を実現することは、災害発生時にも力を発揮するということです。
そして、業務継続計画を策定していなくとも適正な文書管理の実現に向けた対策を講ずることはできます。
「神奈川県業務継続計画(第2版)」(平成24年3月)は、以下で確認できます。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/451897.pdf
2014年9月16日
福島にて文書管理セミナーを開催します!!
毎年、宇都宮市にて開催してきました「文書管理セミナー」も18回を数え、去る8月に盛況のうちに終えることができました。しかしながら、遠路のためなかなか参加が難しいという声もいただき、福島県での開催をはじめて企画いたしました。
文書管理上の災害対策について考察するほか、適正な文書管理の重要性について解説する内容となっております。また、文書管理に携わる多くの行政職員が課題としている、「書庫の狭隘化」や「文書の不突合」を解決する事例なども紹介いたします。
ぜひご参加ください。
ふくしま文書管理セミナー「地方公共団体の文書管理」
~ 「公文書管理法」への対応と「リスクマネジメント」 ~
日時:平成26年10月7日(火) 14:00~16:30
会場:郡山市 ビックパレットふくしま
参加費:無料
文書管理上の災害対策について考察するほか、適正な文書管理の重要性について解説する内容となっております。また、文書管理に携わる多くの行政職員が課題としている、「書庫の狭隘化」や「文書の不突合」を解決する事例なども紹介いたします。
ぜひご参加ください。
ふくしま文書管理セミナー「地方公共団体の文書管理」
~ 「公文書管理法」への対応と「リスクマネジメント」 ~
日時:平成26年10月7日(火) 14:00~16:30
会場:郡山市 ビックパレットふくしま
参加費:無料
2014年9月9日
情報セキュリティ対策の「落とし穴」
「インターネット上に機密情報が流出した」「個人情報データが不正アクセスで取得、売買された」というニュースを、あいかわらず頻繁に耳にします。
こうしたとき、真っ先に思いつくのは「データへのアクセス制限を強化する」「外部記憶媒体へのデータのダウンロードを不可能にする」といった対応策ですが、オフィスの状況をよく確認してみると意外な「落とし穴」があるような気がします。
それは、紙の文書ファイルで保管された「情報資産」です。
紙文書に記録された「機密情報」「個人情報」は依然として大量にストックされているはずですが、「ネットワーク上の情報セキュリティ対策」に目を奪われがちな一方で、それらのリスクマネジメント体制についてを再検証してみると改善を要する点が多々残されているような気がします。
そのようなことから、社内での「リスク洗い出し」を実施、再検証しようと考えています。
こうしたとき、真っ先に思いつくのは「データへのアクセス制限を強化する」「外部記憶媒体へのデータのダウンロードを不可能にする」といった対応策ですが、オフィスの状況をよく確認してみると意外な「落とし穴」があるような気がします。
それは、紙の文書ファイルで保管された「情報資産」です。
紙文書に記録された「機密情報」「個人情報」は依然として大量にストックされているはずですが、「ネットワーク上の情報セキュリティ対策」に目を奪われがちな一方で、それらのリスクマネジメント体制についてを再検証してみると改善を要する点が多々残されているような気がします。
そのようなことから、社内での「リスク洗い出し」を実施、再検証しようと考えています。
2014年9月1日
「公文書館」に関する情報 4
「公文書館機能」と「博物館機能」を有する「武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館」の開館に向けた動きがありました。
武蔵野市の「平成26年第3回定例記者会見」資料によれば、武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館条例案、武蔵野市歴史公文書等の管理に関する条例案が市議会第3回定例会に提出されるようです。
http://www.city.musashino.lg.jp/koho/kishakaiken/kishakaiken_h26/018816.html
また、同「平成26年第3回定例記者会見」の資料「平成26年第3回武蔵野市議会定例会日程表(案)」によれば、第3回武蔵野市議会定例会は、9月3日から9月30日が予定されています。
武蔵野市の「平成26年第3回定例記者会見」資料によれば、武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館条例案、武蔵野市歴史公文書等の管理に関する条例案が市議会第3回定例会に提出されるようです。
http://www.city.musashino.lg.jp/koho/kishakaiken/kishakaiken_h26/018816.html
また、同「平成26年第3回定例記者会見」の資料「平成26年第3回武蔵野市議会定例会日程表(案)」によれば、第3回武蔵野市議会定例会は、9月3日から9月30日が予定されています。
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