2012年10月29日

記録を残すということ2

 何百年も前の古文書が残っていたり、さらには何千年も前の壁画が残っていたりするのを見ると単純にすごいと思います。

 現在の我々の情報は、どのような形で残っていくのでしょうか。
 日々使っているデジタルの情報は、媒体も様々で、今ではもう閲覧するのに困難を要するメディアも多くあります。
 デジタルメディアの変遷は、技術革新の証であることは間違いなく、私たちの仕事や生活に大きな利便性をもたらしてくれたのは言うまでもないことですが、はたして百年後に、それらの情報を見ることができるかどうかを考える時、紙やマイクロフィルムなどの機材環境に頼らず、長期保存が可能なアナログメディアにできることはまだ残されているのではと感じます。

 そこで、デジタルの検索性や使い勝手の良さと、アナログの長期保存性を見た場合に、お互いの特長を生かしつつ、欠点を補完するデジタルとアナログのハイブリッド(融合)が求められます。

 活用はデジタル、保存はアナログという考え方です。

2012年10月20日

イベント情報 3

 現在、栃木県立博物館では、開館30周年記念特別企画展「足利尊氏 その生涯とゆかりの名宝」が開催されています。当社もこの企画展に協賛させていただいたこともあり、この場を借りてご案内いたします。

 足利尊氏(1305~58)は、下野国足利荘を本拠とする武家の名門足利市に生まれ、のちに京都に室町幕府を開きました。南北朝の内乱のなかで尊氏は猛勇さと優しさを兼ね備えた名将として武将たちの信望を集め、その子孫は幕府将軍のほかに、東国支配にあたる鎌倉公方として勢威を振るいます。この企画展では、大日如来坐像をはじめ全国各地に残る尊氏ゆかりの文化財をとおして、尊氏の人物像を再評価するとともに、足利氏に代表される下野武士の文化的水準の高さを再確認します。(企画展パンフレットより引用)

 なお、本企画展は11月25日(日)まで開催されます。詳しくは栃木県立博物館のホームページをご覧ください。 http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/

2012年10月15日

「公文書管理」条例に関する動き 14

 今年の1月、このブログでもご紹介した秋田市が平成24年9月25日から10月24日まで秋田市公文書管理条例(仮称)に関するパブリックコメントを実施しています。
 詳細は、秋田市のサイト「(仮称)秋田市公文書管理条例の概要に関する意見公募のお知らせ」(http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/dc/publiccomment/pubcome.htm)をご覧ください。

 なお、現状で秋田市は公文書館を整備していませんが、秋田市公文書管理条例(仮称)によって公文書館機能を整備するようです。

2012年10月9日

マイバッグの話

 最近、スーパーに行くと、ビニールの買い物袋を断ると、ポイントがたまる仕組みになっていたりします。
 また、初めて立ち寄ったスーパーで、何も言わなかったら、袋をつけてくれなかったりして、びっくりしたこともあります。
 私も最近では、イベントで配られていたエコバックを持ち歩いたりしています。

 毎日、どれだけの袋が消費されているのだろうと考えると、一人一人の心がけが大きな力になり得るのだと感じます。

 また、ここで思うことは、何かを変えようと思った時には、ただ我慢するということより、少しの得があることが必要なのではと思ったりします。

2012年10月1日

社員旅行に行ってきました!

 台風17号が日本を縦断しましたが、なかなかの勢力でしたね。
 宇都宮でも午後10時頃から風雨ともに強くなり、我が家でも警戒しながら一晩をすごしました。

 さて、先日は数年ぶりで社員旅行を実施しました。
 行き先は浅草。東京下町を存分に堪能しようという計画です。
 初日は昼過ぎに浅草へ到着。宿泊するホテルに荷物を預けて、花やしき、浅草寺を散策しながら、話題のスカイツリータウンへ。スカイツリー展望台にはのぼりませんでしたが、ショッピング街の「東京ソラマチ」や「すみだ水族館」を見て回りました。
 この「東京ソラマチ」には栃木県のアンテナショップ「とちまるショップ」があり、県内の特産品や地酒などが豊富にそろっていました(オススメ!)
 日も暮れたころ、スカイツリーをあとにして「屋形船」に乗船!流れゆく東京の夜景をバックに、揚げたての美味しい天ぷらや鮮度の良い刺身に舌鼓をうちながら、しばし楽しい時間を過ごしました。

 社員が一同に会してレクレーションをする機会も年々減る傾向にあるようですが、こうしたコミュニケーションの時間も大切にしたいものですね。