2014年5月19日

東日本大震災に関する調査報告書

 東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市、大槌町が東日本大震災に関する調査報告書を公表しています。

 報告書には、職員や住民に対する聞き取り、アンケート等を基に発災後、職員が何をし、何ができなかったのか、何が使え、何が使えなかったのか、2011年3月11日の14:46以降の状況が、日を追って、あるいは時間を追ってまとめられています。

 また、そこから文書管理上の様々な課題もみえてきます。そして、これらの報告書を無駄にしてはいけないと心底思います。なお、陸前高田市の報告書はまだ「(案)」とされていますので、最終報告書では、内容に変更があるかもしれません。

陸前高田市「陸前高田市東日本大震災検証報告書(案)」(平成26年2月)
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shinsai/oshirase/houkokuan.pdf

大槌町東日本大震災検証委員会「大槌町東日本大震災検証報告書(平成25年度版)」(平成26年3月)
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/docs/2014032800031/files/kensyo.pdf

2014年5月12日

行政文書の保存

 「歴史資料」という言葉を聞くと、和紙に墨書きの古文書を想像するかもしれませんが、現在日々作成されている行政文書も、現在の歴史を証明する貴重な歴史資料になっていくものがあります。

 また、少し前の紙質の悪い文書(酸性紙など)、薄くなっていく青焼き図面、さらには感熱紙など、古文書よりも早急な対策が必要な文書も少なくありません。

 大昔の人々が、貴重な古文書を我々に引き継いでくれたおかげで、私たちは歴史の真実を知ることができるように、私たちも後世に文書を引き継いでいかなければなりません。

2014年5月7日

「Internet Explorer」対策について

 弊社webサイトの「新着情報」でもお知らせしていますが、Webブラウザ「Internet Explorer」の対セキュリティ脆弱性が指摘されていることに伴い、弊社内のインターネット接続パソコンについても種々の対策を実施したところです。

 ネットワーク環境に依存する比率が高まるほどに、万が一に備えた対策が重要だと痛感させられます。
 「あたりまえの日常」が、ちょっとしたトラブルによってたちまち機能不全に陥ってしまう・・・。
 パソコンに限られた話ではなく、あらゆることについていえることだと気付かされますね。