2011年2月21日

歴史資料を選別するための参考資料

  公文書管理法の施行を4月1日に控え、各地で様々な動きがみられますが、「公文書管理法の趣旨」を考えたとき、地方公共団体が最も困惑しているのは、「歴史資料の保存と利用」に関する点ではないでしょうか。

「保存期間を満了した文書(および保存期間満了前に継続して保存する必要がないと判断された文書)のうち、何を歴史資料として保存すべきか」これが第一の関門です。

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)のサイトの「アーカイブズ実務情報リンクバンク」(http://www.jsai.jp/linkbank/index.html)に以下の重要な資料が掲載されています。

●埼玉県地域史料保存活用連絡協議会第6次専門研究委員会
「埼玉県内市町村における歴史的公文書評価選別のためのガイド(試案)」(平成21年3月)

●群馬県市町村公文書等保存活用連絡協議会
「公文書等選別収集基準ガイドライン(1次改訂版)」(平成19年度)

これらは、埼玉県、群馬県内の市町村に限らず参考にできます。
「アーカイブズ実務情報リンクバンク」には、これら以外にも参考にできる資料が他にもたくさん掲載されています。