2012年9月18日

「分類」について

 よく検索データなどを作成する時、検索の助けとするために分類を設定します。

 文書管理においても分類を設定することが多いですが、データを作成した人(団体)は、通常、分類よりも「課名」や「年度」、「ファイル名」などで検索することが多いようです。

 では誰のための分類なのか・・・役所の文書管理では、それを閲覧する市民のためということもできるでしょう。自分のためというよりも、他の人が探しやすくなるための項目が「分類」といえるかもしれません。

 文書の目録だけでなく、資料館の収蔵資料やWebで公開するものなどは、分類が重要な手がかりになるでしょう。
 専門家でない人々がいかにわかりやすく情報にたどりつけるか・・・
それは検索システムの良し悪しを決める大きな要素となります。