8月26日(日)に栃木県歴史文化研究会第22回総会・大会が開催されます。
「災害と社会 -人々は自然の猛威にどう向き合ったか-」をテーマに、総会のほか記念講演や研究報告が予定されています。
東日本大震災からの復旧・復興もようやく緒に就いたばかりですが、折にふれて歴史をふりかえり過去を検証することは、現在や将来のビジョンを描くうえでも貴重なプロセスだと思います。
たとえば仕事上の問題や難しい課題が生じた際に、職場の先輩に意見を求めたり過去の記録をたよりにすることも、歴史を活かした解決策のひとつといえるのではないでしょうか。
難問山積の現代だからこそ、こうした機会が有効になると思います。
栃木県歴史文化研究会第22回総会・大会
日 時 平成24年8月26日(日) 10:00~16:30
会 場 栃木県立博物館 講堂
総 会 10:00~10:40
記念講演 10:50~12:20
「関東大震災 -被災者の行方-」
北原糸子 氏 (立命館大学歴史都市防災センター教授)
研究報告
①13:20~14:05 「災害にまつわる民俗事象と知識」
宮田妙子 氏 (栃木県立博物館)
②14:05~14:50 「栃木県の遺跡における大洪水の痕跡について」
上野修一 氏 (栃木県立博物館)
③15:00~15:45 「室町期日光山と自然災害」
新井敦史 氏 (大田原市黒羽芭蕉の館)
④15:45~16:30 「天和地震・五十里水と五十里村」
平野哲也 氏 (栃木県立文書館)