2011年11月28日

文書管理は千差万別!?

折に触れてお客様への営業や提案をおこなっていますが、以前にくらべて文書管理への関心が高まっているのを強く感じます。
 
 市町村の役所では、保存期間を満了した「非現用文書」の取扱いに関連して、「歴史資料として選別するための方法は?」「財政難のなか、歴史資料の保存先はどのように確保したらよいか?」といったご質問をよくいただきます。これは公文書管理法の第4章に定められた「歴史公文書等の保存、利用等」をふまえてのご質問だと思われますが、公文書管理法の施行以前には話題にあがることなど皆無に近いものでした。

 民間企業においては、「過去から現在にわたる文書や資料の検索・表示システムを、どう構築したらよいか?」「デジタルデータの長期保存の方法は?」といったご質問が多いですが、人材流動化や世代交代を理由とするノウハウの継承や、重要情報の安全対策などが喫緊の課題であることを示唆しているような気がします。

 ひとくちに「文書管理」といっても、課題や対策はお客様ごとに千差万別です。最適なストーリーを描いて提案できるよう、社員一同、心を込めて仕事に臨んでまいります。