2011年7月11日

歴史と文書管理

 私は歴史の専門家ではないので、大層なことは言えませんが、
「過去を学ばずして発展はない」と言っていた知り合いがいます。

 温故知新という言葉もあるように、歴史を学ぶということの目的の1つには、「かつてどういった判断、経緯でそのような結果に結びついたかを知り、成功するために、または逆に同じ過ちを繰り返さないために、次の判断へ生かす」事が挙げられます。
 教科書に書かれた出来事や、偉大な人物だけが歴史ではないのです。

 文書管理を適切に行うという行為も、歴史を残すという行為につながっています。
 ただし、過去の教訓として生かすためには、経緯もわかる形で文書を作成し、将来につながるように残すということが重要です。

 私たちが日常的に行っている、文書を作成してファイルするという行為も歴史を作っているといっても過言ではないのかもしれません。